去年の9月に燻煙窯に放り込んだ千島笹を2,30本づつ取り出し始めた。タールが黒光りしているが、その下に煤色が覗いている。このタールを竹から浮かすために4,5日水に浸しておくと
きれいにタールが落とすことが出来る。日陰で乾燥させてから拭きすると更に艶が出てきれいになる。これで長期保存もできる。殆ど丸一年の作業だが、良い煤色の千島笹の在庫が増えていくのが楽しみだ。たくさんの材料からさらに選び抜いて作品作りとなる。来月には又羆の出る山へ、笹を伐りに出掛ける日がやってくる。
19時 23℃ 一日中曇りだったが蒸し暑い日になった。前線が北海道にあって、本州でいえば梅雨前線と言うところだが、南からの湿った熱気が入り込み、十勝管内では真夏日や猛暑日になったところも出た。田圃上空では薬剤を噴霧するラジコンヘリが忙しなく飛んでいる。
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